南　雄三

断熱材メーカーで開発を担当し、その後本州以西に高断熱・高気密を芽吹かせる評論活動で、いまや住宅断熱のレジェンドと呼ばれる南雄三氏ですが、若い頃には世界を放浪し、今も海外視察を続けながら、日本の家づくりを俯瞰しています。ホームページには情報が満載です。

建築技術・特集の監修を20数年続けており、直近の2023年1月号では「新環境住宅計画原論」をテーマに、この10年での断熱・省エネの変化を浮き彫りさせ、更にこれから先の断熱設計・温熱感の深みにまで踏み込んでいます。

一方でライフワークとして取り組んでいるのが家づくりを地場産業に戻すことで、著書「大逆転のHOME嵐（2018）」は新築市場を中古流通・改修市場に変えることで工務店が大逆点勝利することを提案しています。